競馬スケジュール
中央競馬(JRA)の1年間の重要なレースです。G1 と主な前哨戦について、開催日・競馬場・距離と、なぜ重要なのかを書きました。 日付は 2026年10月14日 に JRA の発表などで確かめたものです。変更があることもあるので、出かける前は JRA の発表をご覧ください。
次の重要なレース:10月18日 秋華賞(京都・芝2000m)
1年の流れ
クラシック三冠
3歳馬の皐月賞(4月・中山2000m)、日本ダービー(5月末・東京2400m)、菊花賞(10月・京都3000m)の3競走。皐月賞は「最も速い馬」、菊花賞は「最も強い馬」が勝つといわれ、距離が延びていく。3つすべて勝った内国産馬にはJRAから褒賞金が出る。(出典)
牝馬三冠
3歳牝馬の桜花賞(4月・阪神1600m)、オークス(5月・東京2400m)、秋華賞(10月・京都2000m)。1995年までは三冠目がエリザベス女王杯だったが、同レースが古馬に開かれたため1996年に秋華賞が創設された。(出典)
春の古馬三冠
大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念。JRAの褒賞金交付基準は、同じ年にこの3競走すべてを勝った馬に褒賞金を出すと定めている。(出典)
秋の古馬三冠
天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念。春と同じく、同じ年に3競走すべてを勝った馬はJRAの褒賞金の対象になる。春秋6競走のうち3つを勝った馬にも褒賞金がある。(出典)
トライアルと優先出走権
クラシックやG1の前には「トライアル」があり、上位馬に本番の優先出走権が与えられる。たとえば弥生賞・スプリングSは3着まで皐月賞へ、青葉賞は2着までダービーへ、セントライト記念・神戸新聞杯は3着まで菊花賞へ、紫苑S・ローズSは3着まで秋華賞へ。毎日王冠・京都大賞典・オールカマーの1着馬は天皇賞(秋)へ。(出典)
2歳G1
12月に阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝馬のチャンピオン決定戦)、朝日杯フューチュリティS(2歳チャンピオン決定戦)、ホープフルS(2歳中距離の頂点)が行われる。ホープフルSは皐月賞と同じ中山2000mで、翌春のクラシックを占う一戦とされる。(出典)
グランプリとファン投票
宝塚記念(6月)と有馬記念(12月)は、ファン投票で出走馬が選ばれる。宝塚記念は上半期のG1戦線を締めくくり、有馬記念は年末の風物詩として親しまれてきた。(出典)
秋の国際G1シリーズ
エリザベス女王杯・マイルチャンピオンシップ・ジャパンカップ・チャンピオンズカップは、2008年創設の秋季国際G1シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定されている。(出典)
2月22日 フェブラリーステークスG1終了
- 競馬場・距離
- 東京・ダート1600m(4歳以上)
- なぜ重要か
- 1997年にJRA初のダートG1になったレース。創設以来ずっと東京ダート1600mで行われ、その年最初のG1でもある。(出典)
- 勝ち馬
- コスタノヴァ(C.ルメール)
3月1日 チューリップ賞G2終了
- 競馬場・距離
- 阪神・芝1600m(3歳牝)
- なぜ重要か
- 桜花賞トライアル。桜花賞と同じ阪神芝1600mで行われ、3着までに桜花賞の優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- タイセイボーグ(西村淳也)
3月8日 弥生賞ディープインパクト記念G2終了
- 競馬場・距離
- 中山・芝2000m(3歳)
- なぜ重要か
- 皐月賞トライアル。皐月賞と同じ中山芝2000mで、3着までに皐月賞の優先出走権が与えられる。2020年に無敗の三冠馬ディープインパクトの名を冠した。(出典)
- 勝ち馬
- バステール(川田将雅)
3月29日 高松宮記念G1終了
- 競馬場・距離
- 中京・芝1200m(4歳以上)
- なぜ重要か
- 1996年に1200mへ短縮されてG1になった、中京競馬場初のG1。JRAは春の古馬短距離の頂点で、春のG1シリーズの始まりを告げる一戦と位置づけている。(出典)
- 勝ち馬
- サトノレーヴ(C.ルメール)
4月5日 大阪杯G1終了
- 競馬場・距離
- 阪神・芝2000m(4歳以上)
- なぜ重要か
- 春の古馬中距離路線を充実させるため、2017年にG1へ格上げされた。天皇賞(春)・宝塚記念と合わせた3競走は、JRAの褒賞金の対象(春の古馬三冠)になっている。(出典)
- 勝ち馬
- クロワデュノール(北村友一)
4月12日 桜花賞G1終了
- 競馬場・距離
- 阪神・芝1600m(3歳牝)
- なぜ重要か
- 英国の1000ギニーにならって1939年に創設。牝馬三冠(桜花賞・オークス・秋華賞)の第一関門で、5着までにオークスの優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- スターアニス(松山弘平)
4月18日 中山グランドジャンプ(障害)J・G1終了
- 競馬場・距離
- 中山・障害4260m(4歳以上)
- なぜ重要か
- 1934年創設の中山大障害を前身とする障害レース。1999年に春の競走がこの名前になりJ・G1に格付けされた。2025年から4260mで行われている。(出典)
- 勝ち馬
- エコロデュエル(草野太郎)
4月19日 皐月賞G1終了
- 競馬場・距離
- 中山・芝2000m(3歳牡・牝)
- なぜ重要か
- 英国の2000ギニーにならった1939年創設のレース。クラシック三冠の第一関門で「最も速い馬が勝つ」といわれる。5着までに日本ダービーの優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- ロブチェン(松山弘平)
4月25日 青葉賞G2終了
- 競馬場・距離
- 東京・芝2400m(3歳)
- なぜ重要か
- 日本ダービーのトライアル。ダービーと同じ東京芝2400mで行われ、2着までにダービーの優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- ゴーイントゥスカイ(武豊)
4月26日 フローラステークスG2終了
- 競馬場・距離
- 東京・芝2000m(3歳牝)
- なぜ重要か
- オークストライアル。1987年にトライアルとしての性格をはっきりさせるため2000mに延ばされた。2着までにオークスの優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- ラフターラインズ(D.レーン)
5月3日 天皇賞(春)G1終了
- 競馬場・距離
- 京都・芝3200m(4歳以上)
- なぜ重要か
- 1905年の「エンペラーズカップ」を前身とする長い歴史をもつレース。JRAは天皇賞を古馬最高の栄誉としてきたと記し、春は4歳以上の長距離ナンバーワン決定戦とされる。(出典)
- 勝ち馬
- クロワデュノール(北村友一)
5月10日 NHKマイルカップG1終了
- 競馬場・距離
- 東京・芝1600m(3歳牡・牝)
- なぜ重要か
- 競馬のスピード化と、当時クラシックに出られなかった外国産馬の目標づくりを背景に1996年に創設された、3歳のマイルG1。(出典)
- 勝ち馬
- ロデオドライブ(D.レーン)
5月17日 ヴィクトリアマイルG1終了
- 競馬場・距離
- 東京・芝1600m(4歳以上牝)
- なぜ重要か
- 長く活躍する牝馬が増えたことを受けて、春の古馬牝馬の目標として2006年に創設されたG1。(出典)
- 勝ち馬
- エンブロイダリー(C.ルメール)
5月24日 オークス(優駿牝馬)G1終了
- 競馬場・距離
- 東京・芝2400m(3歳牝)
- なぜ重要か
- 英国のオークスにならって1938年に創設。牝馬三冠の2戦目で、桜花賞の1600mから2400mへ距離が延びる。(出典)
- 勝ち馬
- ジュウリョクピエロ(今村聖奈)
5月31日 日本ダービー(東京優駿)G1終了
- 競馬場・距離
- 東京・芝2400m(3歳牡・牝)
- なぜ重要か
- 英国のダービーにならって1932年に創設。皐月賞・菊花賞とともにクラシック三冠を構成し、JRAは「競馬の最大の祭典」として競馬ファン以外にも名を知られると記している。(出典)
- 勝ち馬
- ロブチェン(松山弘平)
6月7日 安田記念G1終了
- 競馬場・距離
- 東京・芝1600m(3歳以上)
- なぜ重要か
- JRA初代理事長・安田伊左衛門の名を冠したレース。春のマイル王決定戦で、秋のマイルチャンピオンシップと並ぶ大きな目標とされる。(出典)
- 勝ち馬
- シックスペンス(武豊)
6月14日 宝塚記念G1終了
- 競馬場・距離
- 阪神・芝2200m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 有馬記念と同じくファン投票で出走馬が選ばれ、上半期のG1戦線を締めくくる一戦。大阪杯・天皇賞(春)と合わせた春の古馬三冠の最終戦でもある。(出典)
- 勝ち馬
- メイショウタバル(武豊)
9月6日 紫苑ステークスG2終了
- 競馬場・距離
- 中山・芝2000m(3歳牝)
- なぜ重要か
- 秋華賞のトライアルとして2000年に創設された牝馬限定戦。3着までに秋華賞の優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- マスターソアラ(大野拓弥)
9月13日 セントライト記念G2終了
- 競馬場・距離
- 中山・芝2200m(3歳)
- なぜ重要か
- 日本初の三冠馬セントライトの功績を称えて1947年に創設された菊花賞トライアル。3着までに菊花賞の優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- ジャスティンシカゴ(原優介)
9月13日 ローズステークスG2終了
- 競馬場・距離
- 阪神・芝1800m(3歳牝)
- なぜ重要か
- 1996年の秋華賞創設に合わせて阪神に移った秋華賞トライアル。3着までに秋華賞の優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- モンローウォーク(戸崎圭太)
9月21日 神戸新聞杯G2終了
- 競馬場・距離
- 阪神・芝2400m(3歳牡・牝)
- なぜ重要か
- 菊花賞トライアル。2007年から2400mで行われ、3着までに菊花賞の優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- ロブチェン(松山弘平)
9月27日 スプリンターズステークスG1終了
- 競馬場・距離
- 中山・芝1200m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 2000年に12月から時期を早め、秋最初のG1として定着した。高松宮記念と並ぶ短距離王決定戦とされる。(出典)
- 勝ち馬
- ピューロマジック(岩田望来)
10月4日 毎日王冠G2終了
- 競馬場・距離
- 東京・芝1800m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 1950年創設の東京の重賞。1984年から1800mで行われ、1着馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- セイウンハーデス(幸英明)
10月4日 京都大賞典G2終了
- 競馬場・距離
- 京都・芝2400m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 1966年創設の京都の芝2400m重賞。1着馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられる。(出典)
- 勝ち馬
- エコロディノス(田口貫太)
10月18日 秋華賞G1
- 競馬場・距離
- 京都・芝2000m(3歳牝)
- なぜ重要か
- エリザベス女王杯が古馬にも開かれたため、牝馬三冠を締めくくるレースとして1996年に創設された。(出典)
10月25日 菊花賞G1
- 競馬場・距離
- 京都・芝3000m(3歳牡・牝)
- なぜ重要か
- 英国のセントレジャーにならって1938年に創設されたクラシック三冠の最終戦。「最も強い馬が勝つ」といわれ、3000mを乗り切るスピードとスタミナが問われる。(出典)
11月1日 天皇賞(秋)G1
- 競馬場・距離
- 東京・芝2000m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 1984年に2000mへ短縮、1987年から3歳馬も出られるようになり、秋は3歳以上の中距離ナンバーワン決定戦となった。秋の古馬三冠の初戦。(出典)
11月15日 エリザベス女王杯G1
- 競馬場・距離
- 京都・芝2200m(3歳以上牝)
- なぜ重要か
- 1996年から3歳以上の牝馬に開かれ、牝馬ナンバーワン決定戦の意味をもつようになった。秋の国際G1シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」の1戦。(出典)
11月22日 マイルチャンピオンシップG1
- 競馬場・距離
- 京都・芝1600m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 短距離路線の整備の中で1984年に創設されたマイル王決定戦。安田記念と並ぶ大きな目標とされる。(出典)
11月29日 ジャパンカップG1
- 競馬場・距離
- 東京・芝2400m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 「世界に通用する強い馬づくり」を目指して1981年に創設された国際招待競走。秋の古馬三冠の2戦目。(出典)
12月6日 チャンピオンズカップG1
- 競馬場・距離
- 中京・ダート1800m(3歳以上)
- なぜ重要か
- ジャパンカップダートを前身とし、2014年に中京へ移って国内のダート王が集うレースとして改称された。(出典)
12月13日 阪神ジュベナイルフィリーズG1
- 競馬場・距離
- 阪神・芝1600m(2歳牝)
- なぜ重要か
- 1991年から牝馬限定となった、2歳牝馬のチャンピオン決定戦。(出典)
12月20日 朝日杯フューチュリティステークスG1
- 競馬場・距離
- 阪神・芝1600m(2歳牡・牝)
- なぜ重要か
- 1949年創設の2歳チャンピオン決定戦が前身。2014年に中山から阪神へ舞台を移した。(出典)
12月26日 中山大障害(障害)J・G1
- 競馬場・距離
- 中山・障害4100m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 1934年に、日本ダービーに匹敵する中山の名物競走として創設された障害レース。1999年に障害の最高峰J・G1に格付けされた。(出典)
12月26日 ホープフルステークスG1
- 競馬場・距離
- 中山・芝2000m(2歳牡・牝)
- なぜ重要か
- 2017年にG1に格上げされた2歳中距離の頂点。皐月賞と同じ舞台で行われ、翌春のクラシックを占う一戦として注目される。(出典)
12月27日 有馬記念G1
- 競馬場・距離
- 中山・芝2500m(3歳以上)
- なぜ重要か
- 「ダービーに匹敵する大レースを」との提案で1956年に創設され、宝塚記念と同じくファン投票で出走馬が選ばれる。秋の古馬三冠の最終戦で、年末の風物詩として親しまれてきた。(出典)