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No.22新着 JRA の売上3兆5,178億円はどこへ行くのか 払戻75.8%、国へ3,838億円、利益は1.82%

2025年の JRA の売上は3兆5,178億円。うち約75.8%が払い戻され、国へは売上の10%と利益の半分の計約3,838億円を納めた。JRA 自身の利益は641億円で、売上の1.82%だった。

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資料の日付
2026年10月14日
分野
競馬財政
立場
事実・データ
タグ
回収率
資料の種類
公式データ

本文と出典

【売上の山と谷】 JRA の売上(売得金)は、1997年の約4兆円が最高です。その後落ち込み、2011年の2兆2,936億円が底でした。そこから14年続けて伸び、2025年は3兆5,178億円(前年比105.2%)になりました(農林水産省「売得金及び入場人員の推移」、JRA 2025事業年度 事業報告書 https://www.jra.go.jp/company/about/financial/pdf/houkoku07.pdf )。 2025年の内訳は、中央競馬が3兆4,853億円、海外競馬の発売が325億円です。凱旋門賞の発売金は約66億円で、JRA が売った海外のレースで過去最高でした。 【売上の使われ方:法律で決まっている】 ・払い戻し:競馬法第8条で、売上の70%以上を払い戻すと決まっています。JRA は券種ごとに72.5〜80%の率を決めています。2025年の払戻などは2兆6,673億円で、馬券の収入の約75.8%でした(くらさんの計算)。 ・国へ納めるお金(第1国庫納付金):日本中央競馬会法第27条で、売上の10%を国に納めます。2025年は3,517億8,444万円です。 ・国へ納めるお金(第2国庫納付金):同じく、毎年の利益(剰余金)の半分を国に納めます。2025年は320億6,070万円です。 2つを合わせると、2025年に国へ納めたお金は約3,838億円で、売上の約10.9%にあたります(計算)。 【国へ納めたお金の使いみち】 日本中央競馬会法第36条により、国庫納付金に相当する額は、畜産の振興と民間の社会福祉事業の振興に充てられます。農林水産省の説明では、4分の3が畜産の振興、4分の1が社会福祉です(農林水産省「競馬の社会貢献」 https://www.maff.go.jp/j/chikusan/keiba/lin/shakai.html )。 【JRA の運営費と利益(2025年)】 JRA の財務諸表(一般勘定の損益計算書)によると、競馬事業費が1,478億円、競走事業費が1,485億円、業務管理費が1,587億円でした。最後に残った利益(当期純利益)は641億2,140万円です。売上に対する割合は1.82%で、2021年以降は1.73〜2.56%の間で動いています(各年の事業報告書)。 利益の半分は国へ、残りの半分は特別積立金に回りました(財務諸表の注記 https://www.jra.go.jp/company/about/financial/pdf/zaimu07.pdf )。 【ネット投票の割合】 売上のうち電話・インターネット投票の割合は、無観客開催の時期の2020年に92.7%でした。競馬場にお客さんが戻るにつれて下がり、2025年は81.1%(2兆8,268億円)です。2025年末の電話・インターネット投票の会員は719万1,583人でした。 【最近の動き】 ・京都競馬場は2023年4月にグランドオープンし、阪神競馬場は2025年3月にスタンドの改修を終えました。改修のあとの最初の開催では、阪神の入場者が前年の118.3%に増えました(2025事業報告書)。 ・ジャパンカップで、指定の海外7レースの勝ち馬が勝った場合のボーナスが、300万ドルから500万ドルに増えます(報道:デイリースポーツ 2025年11月18日。2026年から)。 ・2025年の女性の入場者は119万4,895人で、全体の22.8%でした。

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