No.12新着 「当たる」をうたう競馬予想の見分け方 数字を見るときの5つの質問
10件を調べてわかった、成績の数字を読むときの質問。だれが数えたか、期間はいつか、何回分か、実際に買ったのか、通算はどうか。
本文と出典
【だれが数えた数字か】
予想した本人が言う数字と、本人以外が同じ決まりで数えた数字は別物である。今回の10件では、本人側が「6年連続で年間回収率100%超え」と言い、第三者が50レースを数えると88.5%だった例がある(No.8)。
【いつからいつまでの数字か】
期間が書かれていない成績は、都合のよい期間を切り取ったものかもしれない。今回見た netkeiba の予想家の成績欄には、どれも期間が書かれていなかった(No.1〜3)。「直近5週間」のような短い期間の数字も、たまたまの振れ幅が大きい。
【何回分の数字か】
回数が少ないと、1回の大当たりで数字が大きく動く。年間2万3,500円の購入で回収率674%(No.6)、4レースで70.5%(No.7)は、どちらもやり方の強さを示す数字にはならない。
【実際に買った結果か】
「参考値」「シミュレーション」「1点1,000円で買ったと仮定」と注記された数字は、実際に買った結果ではない(No.1〜3・No.10)。前日のオッズで計算した数字は、締め切りのオッズで買うと目減りすることがある。
【通算はどうか】
1レースの払い戻し額や回収率だけを大きく見せ、通算を見せないものは判断のしようがない。17体の AI のうち当たった1体の1レースを見せれば、2万%を超える数字も作れる(No.10)。ランキングで上位の人だけを見せる形も同じで、下位の人が見えない(No.4)。
【あわせて覚えておくこと】
「必ず当たる」「関係者の極秘情報」といった言い方は、競馬の仕組みからみてありえない。JRA の払戻率は券種ごとに70〜80%で、買った人全員が勝つことはできない(No.13)。無料登録のあとで高額の情報料に誘う形にも注意したい。